人生100年時代の到来により、長生きする人が増えつつも、国の医療費負担は益々増加しているのが現状です。
『長生き』と言っても、医療に頼らず、元気で自立して生活ができる『健康寿命』を延ばすことが、
最高の幸せであり、世の中の貢献にも繋がってきます。
今回は、健康寿命を延ばす”3つの方法”にまとめてお話ししますので、
参考にして頂き、医療に頼らない元気で長生きを目指しましょう。
筋肉維持
健康でいる為に、身体を鍛える人は多いと思います。
体重オーバーしている人は減らす必要はありますが、
長生きする為の筋肉は、実はそんなにハードな運動は必要ありません。
普段の生活で、姿勢を維持することや正しく歩くことで、長生きする為の必要最低限の筋力は維持して行けます。
但し、エレベーターや車など、便利な世の中になり、最近では在宅で仕事をする人も増えている為、意識しなくては身体を動かす機会が減る傾向にあります。
未病と言われる、病気になる前の肩こりや腰痛、頭痛などの身体の不調の原因に、この『筋肉量の低下』があげられます。
不調をそのままにしておくと、身体を動かすことが面倒になり、便利なものに頼りすぎて、体重増加や生活習慣病に影響してしまいます。
そして、一度ついた筋肉でも、使わなければ落ちていきます。
一生使い続けるためには、日常に密着した姿勢や歩き方を見直して、それを身体に浸透させるしかありません。
『一生自分の足で歩いて行ける人生を!』
2023年に化学的に証明された『ポスチャーウォーキング』というものもあります。
今まで当たり前にしていた姿勢や歩き方を正しく学び直して、一生ものの姿勢と歩き方をマスターしてみるのも良いでしょう。
歩くことが更に楽しくなれば、積極的にウォーキングで身体を適度に動かすことになり、血流アップすると共に、脳の老化予防にもつながります。
外に出ることで、太陽を浴び、ホルモン分泌につながりより良い睡眠の質に繋がり嬉しことがたくさんありますよ。
身体の腰痛や肩こりなどの外的な不調には必ず原因があります。
正しい位置に身体をおいて、正しい使い方ができているのか、
ハードな運動よりも、そこから見直すことが大切です。
和食生活
日本は、世界で健康寿命が一位だということはご存知でしょうか。
その背景には、世界文化無形資産ともなる『和食』が支えとなっています。
和食が健康に繋がる特徴として、
・洋食や中華などと違って、余計な油を避けやすく消化良く食べれる。
・昔からお米を食べる習慣であった日本人は、粘着性のある消化吸収しづらい小麦のグルテンを避けることができ、胃腸に優しい食事ができる。
・パンよりご飯になれば、同じ糖質でも、マーガリンや砂糖などの余計なものも避けれる。
・鰹節、昆布、煮干しなどの旨みが出る出汁を摂る味付けで、薄味になり、四季折々の素材の味を楽しむことで、味覚が研ぎ澄まされる。
・煮物や味噌汁で出汁や野菜からの栄養を丸ごと摂取。
・納豆や味噌汁などの発酵食や、醤油、みりん、酒などの発酵調味料から発酵食を摂取でき、腸内環境に良い。
・一汁三菜などの文化から、バランス良く栄養摂取しやすい。
昔から、医食同源と言われるように、食べるものと薬になるものの源は同じであり、
毎日の食事が身体をコントロールしてくれます。
四季がある日本の気候を最大限に生かし、自然の恵みを大切に、
健康生活に取り入れて行けたら良いですね。
成長を止めないマインド
どんな健康法よりも、前向きな精神が長生きに繋がります。
長生きしている方々のお話を聞いても、皆さんとっても若々しい!
いくつになっても挑戦ややりがい、誰かに必要とされて生きていることがパワーの源になるのです。
もちろん、その度合いにもよりますが、適度なプレッシャーや刺激を感じながら、
ポジティブ思考で人生楽しむマインドは、細胞が活性化されて、元気で長いすることに繋がることでしょう。