ファスティングを通じ、バランスの良い食生活へ

今回は、ファスティングがきっかけで、私の食生活に及ぼした変化についてお話しします。

食生活やその習慣が悪いことはわかっていても、なかなか改善できない人が多いのではないでしょうか。

それを改善させる方法の一つに、まずはマイナスのファスティング(断食)をすることです。

ファスティングは、一時的に食事を制限する方法で、体内のデトックスや健康促進、若返りに役立つと知られています。

その効果はそれだけではなく、食事に対する思考を変えて、その後のバランスの良い食生活を築く鍵となることがあります。

乱れた食生活を一変してしまうファスティングがどのうように影響を与えたか詳しく見てみましょう。

 思考と味覚の変化

ファスティングを始める前は、私は食事を抜くことでの身体の変化しか考えていませんでした。

しかし、食べない期間があったことで、肌がツヤツヤになったり、身体の疲れが取れて調子が良くなったり、

マイナスをしたことで、食と身体が繋がっていることを痛感しました。

そして、食事の質が最も重要だということに気付きました。

同時に身体が軽くなったり、デトックスしてクリアになる感覚を感じたり、身体で体感したことで、自然とその後の思考が変わっていました。

油物や肉類など、身体に消化の悪いものは、自然と避け、食を選ぶ時も身体に耳を傾けて選ぶように変わりました。

よくファスティングをすると添加物や甘い物、味の濃いものに敏感になり、美味しくないと感じる人が多いです。

味覚が整い、良い意味で敏感になることで、シンプルな素材そのものの美味しい味に気づき、有機栽培や無添加の自然な物がより美味しく感じることでしょう。

そうすることで、自然に身体に悪いものは避け、身体が喜ぶものを選ぶようになります。

どんなに高級なステーキでも、本当の贅沢な料理とは何か、気づくことでしょう。

これは、バランスの良い食生活を築く上で非常に重要な要素であり、無理なく、食事の選択を冷静な判断で下す助けになります。

 

思考だけでなく、身体は食事でできていることを身体で体感すること。

自然に身体を大切にする食事を選ぶようになる為、無理なくバランスの良い食事を継続できる。

少食効果

人は、身体では求めていないのに、頭で食べなくてはと、感じてしまうケースがよくあります。

精神的なストレスなどからも食事も乱れます。

そして現代人は一日三食が当たり前になっています。

ファスティングをして久々にお腹のなる音を聞いたと言う人がいるほど、気づかないうちに食べることが当たり前になり、消化する前に食べ続けてしまっていることが多いです。

強制的に食から離れ、食べない時間を作ることで、

食べなくても平気じゃん!

疲れたから栄養、栄養で摂るのではなく、

むしろ食事を摂らないほうが調子が良い!

と気づくことでしょう。

そして、お腹のなる音が辛いのではなく、至福の音だと感じれることでしょう。

又、ファスティングをすることで、麻痺していた満腹中枢が整い、少し食べただけでも満腹になりやすくなります。

腹八分目で胃袋に余白を作る感覚が心地良く、それが定着すれば、仕事も捗り、一日動ける身体となり、一石二鳥です◎

 

少食効果が食べ過ぎを防ぎ、量より質を心がけるようになります。

 

 適切な水分摂取の意識向上

ファスティング中は水分摂取が非常に重要です。

長時間食事を取らないため、脱水症状を防ぐために水分をこまめに摂るようになります。

適切な水分摂取は代謝をサポートし、体内の老廃物の排出を助けます。

また、水分摂取が空腹感を和らげるのにも役立ちます。

 

食べ物への感謝と認識

ファスティングは、食べ物への感謝の気持ちを高めます。

断食中に食べ物を我慢することで、食べ物の大切さや恵まれていることを深く認識するようになることでしょう。

この感謝の気持ちから、一つ一つ大切に食べることへ繋がり、少量でも満腹に感じやすくなります。

味わって食べるようになれば、自然と薄味のものでも美味しく食べれるようになり、身体が喜ぶ美味しい食事を楽しめるようになります。

家族との食事はただの食事ではなく、美味しいものを共有したり、コミュニケーションとなる大切な時間ですね。

 準備食と回復食で学ぶ

正しいファスティングのやり方実践することで、食事と向き合う時間ができます。

食べないファスティングは、マイナスすること以上にプラスの食事がより重要だと言うことに気づきます。

空っぽになった身体に何を入れるか大切に、慎重に考えるようになる為、

添加物がないか、小麦は使っていないかなど、これまで見ることのなかった食材の裏表記を見るようになります。

どれだけ添加物が使われていたか気づき、食材選びが変わったり、手作りしたいと思うようになります。

又、準備食やレシピなどを参考にすることも多く、余計な油や調味料も使うことがない為、簡単でシンプルな料理のレパートリーが増えることでしょう。

 

正しいファスティングは、準備食と回復食での食事を断食以上に重要視します。          どんな食事を摂るかで断食効果が変わってしまう為、食事と向き合う大切な時間となります。              食を学ぶことにも繋がり、普段どれだけ気にせずに食べ物を口にしていたか、気付かされることもあります。

定期的に取り入れる

しかし、ファスティングで思考や味覚が変わり、バランスの良い食生活になっても、

どこでもすぐに手に入るほどの食が溢れ、人付き合いや、誘惑が多い世の中であるのが現状。

疲れから身体の血液循環やホルモンバランスが乱れたり、精神的な乱れからも、体内には老廃物が蓄積すると、また食生活も乱れ始め、これまでの習慣に戻ってしまうケースもある事でしょう。

その為にも、定期的にファスティングすることをお勧めします。

食べたいものが身体に悪いものを選ぶようになったときは、心身ともに乱れている時。

一度ファスティングをしてリセットしてあげましょう。

プラスとマイナスを上手く取り入れることで、健康維持に繋がってくれます。

一時的な食事制限ではなく、健康的な食生活を持続するために何が必要かを考えるきっかけとなりました。

長期的な目標を設定し、それに向かって進むことで、バランスの良い食生活を築くことができました。

ファスティングを通じて、私の食生活は大きく変わりました。

バランスの良い食事習慣を築くために、食べ物に対する意識が高まり、より健康的な選択をするようになりました。

ファスティングは単なる食事制限ではなく、内側からの健康をサポートする手段となり、抜け出せなくなった悪い食習慣から脱出する手助けになることでしょう。

食事は生きていく上で一生離れられないものの一つ。

その食生活を正してあげる為に、時には食から離れてマイナスしてあげることです。

身体にとって本当の贅沢とは何か、、、

マイナスすること以上に、プラスの食と楽しく付き合えるようになることで、無理なく一生続く健康的な食生活を送れることでしょう。

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