ダイエットをしたくてファスティングを考えている場合は、
必ずファスティング理論を理解していないとリバウドをしたり、逆効果となり、
痩せにくくなる可能性があります。
断食で食べなくなることで最初は体重が落ちて嬉しく思ってしまいがちですが、
それは一時的なものに過ぎず、すぐに戻ってしまいます。
では、今回はファスティングを味方につけて、ダイエット効果へ導くために、
ダイエットによるファスティング理論と成功へのやり方をご紹介致します。
ファスティングによる体重ダウンの正体
身体は主に食べた物の糖質からエネルギーを使いますが、
断食することで糖質が減ると、体内に貯蔵されていたグリコーゲン(糖質)を代わりに使うようになります。
運動をしなくてもファスティングをするとすぐに1キロほど体重が減ることが多いのですが、
それはこの体内のグルコースが使われたり、体内のむくみの水分がなくなることで一時的に体重が減るからです。
と言うことは、また食べ始めれば食べた糖質は、減っていた体内の貯蔵庫にグリコーゲンとして保管され、
食べたものから糖質エネルギーとして主に使うようになり、すぐに元の体重に戻ってしまいます。
ファスティングをダイエットの味方にする
ではどうしたらダイエット成功に繋がるのか。
体重ではなく、“体脂肪”に目を向けることが大事。
ファスティングの本領発揮は、『脂肪燃焼』です。
ただし、脂肪燃焼させるには、体内の糖質エネルギーが無くなったあと、
糖質の代わりに脂肪をエネルギーとして使えるようになってからです。
それは、断食して3日過ぎたころと言われています。
それも普段の食事で糖質を減らす生活をしていた人は、すぐに脂肪燃焼へと繋がりやすいですが、
普段から糖質を摂りすぎた生活をしていると、断食してもなかなか脂肪エネルギーへと変換できず、
ファスティングしたのに体脂肪が減らなかったというケースもあります。
ただ断食をすれば良いのではなく、
脂肪燃焼へスムーズに変換できる生活習慣や身体の準備と、3日以上の断食が必要になると言うことです。
まとめ