ファスティングは温活に繋がるの?

体温を下げないために食事を摂ろうと考える人は多いのではないでしょうか。

確かに、食事誘発性熱産生と言って、食べることによりその栄養素が分解され、

それが身体の熱エネルギーとなるので、一時的に身体の体温が上がります。

ですが、実際身体に起こっている現象を考えると、結果的に体温を上げて体質改善につながっているとは言い切れないでしょう。

今回は一時的ではなく、根本的に体温を上げて体質改善する方法をお伝え致します。

食べ過ぎが冷えに繋がる?

よく、食べすぎると眠くなったり、疲れが出たり動きたくなくなったりすることはないでしょうか。
食物が身体に入ると、消化する為に胃腸の壁に多量の血液を配給して胃腸を働かせる必要があります。
その影響で、脳や筋肉、心臓などの胃腸以外の器官や細胞へ血液供給量が低下するため、体熱まで低下してしまうからなのです。
いくら身体を温める食材を食べていても、消化に負担のかかるものや、たくさん食べてしまっては、結果的に血液の流れが低下し、体温を下げてしまうことになるのです。
きちんと身体の内臓や細胞が活発に機能している人であれば、食事誘発性熱産生のお陰で食べたことにより一時的に身体が熱くなるのを感じる人もいるでしょう。
ですが、現代人のほとんどは、一日三食の生活を送っていたり、食事の栄養も偏りやすい為、難しいのが現状です。
内臓を休めることにより、身体の細胞が活発になっていると、すぐに熱エネルギーに変えることができます。
断食をして回復食での久々の食事で、食べた瞬間、身体が熱くなる感覚があるのはこのことなのです。
体温を上げる為の食材を食べる前に、まずは内臓や細胞、身体の機能を休ませてあげることが大切。そうすることで身体の機能が活性化し、血液が全身に行き渡りやすくなります。食べた栄養素を熱エネルギーに変えやすくなり、結果的に体温上昇に繋がります。

 

ファスティングは温活に繋がるの?

よく断食すると、一時的に摂取カロリーが減り、エネルギー生産が減少する為、体温も低下してしまうと言われます。
実際に断食中は少し寒さを感じるケースもありますが、一時的なものです。
ですが、断食はエネルギー供給がなくなると元々の身体に蓄えてたエネルギーを使うようにシフトチェンジするのが狙いであり、断食の山場を越えて慣れた身体になると、
逆にパワーがみなぎり、軽い運動すると身体が熱く感じることもあります。
実際に断食で体質改善した方の中には、平熱が上がり、冷えを感じにくくなるお声がたくさんあります。
一時的な冷えは感じても、長期の体質改善のことを考えれば、断食は効果的と言えるでしょう。

プチ断食+温め食材で体質改善!

冷えや体温を上げる為の体質改善には、土台となる身体の内臓、細胞を修復して若返らせることが大切です。

それには、やはり断食がお勧め。

ですが、冷え性の方がいきなり断食をするのも不安ですし、一時的な冷えも避けたいところです。

それには、負担の少ないプチ断食で身体の機能を回復させながら、内臓に負担が少なく、血糖値の安定も考えた温め食材を摂ると良いです。

この組み合わせは、摂取した食材も更に吸収が良くなり、温め効果も強力に発揮してくれることでしょう。

(例)

◎朝食…水分のみ。生姜ルイボスティ又はフルーツ系スムージー(胃腸に負担の少ないノンカフェインや温かい飲み物◎)

◎昼食…和食で薬味などを活用する(腹8分目)

◎夕食…和食でよく噛んで18時までに食事

など。

ほとんどの人は、夜中の寝ている時が何も食べずに過ごしている時間になります。

この時間と繋げて忙しい時間の朝食も軽めにしておくと、内臓を休めるプチ断食になり手軽に始めやすいです。

始めは空腹を感じたり、エネルギー不足を感じる場合もありますが、食事の質に目を向ければ、必要な栄養は十分摂れていることが多いです。

栄養を摂るために食事をたくさん摂れば良いと言うわけではありません。

食べ過ぎに気をつけて、身体の内臓、細胞を活性化し続けながら、質の良い栄養を身体に吸収させていくことが何よりも一番優先すべきでしょう。

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