近年では、健康でいる為には腸内環境を整えることが重要だと言われています。
100歳になる健康長寿たちのもつ腸内細菌には、ビフィズス菌などの善玉菌が多くあることが検査からもわかっています。
このことから、健康で長生きする為には、健康な腸内環境を維持することが鍵になります。
今回は、腸内環境がなぜ長生きに繋がるのかお話しながら、健康な腸内環境を維持するために必要なことをご紹介していきます。
腸内と長寿の関係
なぜ、腸内環境が良いと長寿に繋がるのかと言うと、栄養の吸収はすべて腸内でされているから。
吸収されたものがすべて身体の一部となり健康な身体が維持されます。
そして、いくら身体に良いものを食べたとしても、腸内で正しく吸収されなければ意味がなくなってしまいます。
腸内での排泄、吸収機能を正常に維持して行く事は、健康な身体を維持して行くうえで避けては通れないということです。
まずは腸内環境の大切さを認識しておきましょう。
腸の機能を強化
一日三食が当たり前になってきた現代。
食べるこから離れて、内臓を休ませることで、回復へと繋がってきます。
負担が少なく、より効果が期待できる酵素ドリンクを使った『ミネラルファスティング』は初めての人にも始めやすいです。
良質な酵素ドリンクを使い、一食置き換えのプチ断食から〜3日断食など、一度リセットしてあげることも大切です。
腸内細菌のバランスが大切
腸内は、大きく分けて悪玉菌、日和見菌、善玉菌の3つでバランスをとっています。
日和見菌は、悪玉菌、善玉菌の多い方に味方になってくれます。
不要な油、お肉や動物性のものばかり食べていると悪玉菌のエサとなり、
日和見菌は悪玉菌に偏り、悪玉菌がさらに増加してしまいます。
便秘、おならが臭いなどの症状があれば、悪玉菌優位になっている可能性があります。
そうなると、腸内では身体に良いものは吸収しづらく、汚れた血液が体内に循環してしまいます。
長寿菌を増やす
『長寿菌』をご存知でしょうか。
健康長寿なお年寄りの腸内には「長寿菌」が存在することがわかってきました。
長寿菌は、腸内環境を良好にするビフィズス菌、大便桿菌(フィーカリバクテリウム)、ラクノスピラなどの善玉菌の総称のことです。
健康長寿には、このビフィズス菌が通常の30倍以上存在していたことがわかったそうです。
残念ながら、長寿菌と言われるビフィズス菌は、加齢とともに減ってきてしまいます。
ビフィズス菌を活性化させて、長寿菌を増やす食事や生活習慣を心がけていきましょう。
他にも、運動やストレス発散も大切になります。
脳と腸は自律神経で介して情報交換しています。
睡眠不足やストレスなどから自律神経が乱れ、腸内の悪玉菌を増やしたり、便秘の原因になってしまいます。
又、年齢と共に便通がスムーズに行かなくなってしまう人には、
腹筋や肛門括約筋が弱くなってしまいことが原因に挙げれます。
適度な運動は、ストレス発散にもなるので、楽しく動けることが見つかると更に良いでしょう。